老後に家賃9万円の家に住み続けることは可能か?

お金

こんにちは。たかです。

今日、こんな記事を見ました。

『44歳会社員、貯金1010万円。月9万円の家賃を退職後も払っていくのは難しいと思っています』です。

この記事に登場する方は、『退職後に9万円の家賃を払いながら生きていけるのか?』と心配されているようです。

持ち家がない場合、ずっと家賃を払わないといけませんからね。

不安になるでしょうね。

では、どういった家計なのか、書いてみたいと思います。

家計について

この記事に登場する方は、44歳の独身女性です。

希望としては、あと15年ほど働き、60歳で退職したいそうです。

収入は、手取りで月33万円、ボーナスとして90万円あるそうです。

貯金は、投資も含めれば、約1000万円お持ちのようです。

公的年金は、65歳から、月14万円くらい貰える見込みだそうです。

では、支出について書いてみます。

〇家賃:94,000円

〇食費:40,000円

〇光熱費:25,000円

〇通信費:6,200円

〇趣味娯楽:60,000円

〇雑費:30,000円

〇保険料:4,100円

合計すると、約26万円になります。

月の収入は33万円ですから、33万円ー26万円=7万円は貯金することが出来そうです。

年間では、7万円×12か月=84万円を貯金することが出来ます。

ボーナスからは、50万円ほど貯金しているようです。

ってことは、年間では、84万円+50万円=134万円を貯めることが出来そうですね。

これを、あと15年続ければ、134万円×15年=約2000万円を貯めることが出来ます。

今現在の貯金1000万円と合わせれば、約3000万円の老後資金があることになります。

ん・・・大丈夫そうですけどね。

60歳から働かない

もし、この女性が、60歳で完全リタイアしたとします。

では、年金支給開始の65歳までの5年間で、いくら使うのか?

月の支出は約26万円ですから、26万円×12か月×5年=1560万円になります。

すると、65歳時点での貯金額は、3000万円ー1560万円=1440万円です。

65歳からは、公的年金と貯金で生活します。

月の支出は26万円、公的年金は14万円ですから、公的年金だけでは、12万円不足します。

年間では、12万円×12か月=144万円不足することになります。

この不足分を貯金から補填すると、1440万円÷144万円=10年で貯金は底をつくってことになります。

ん~、60歳完全リタイアは、難しいんですかね・・・

運用したら

この女性は、年間で134万円は貯金できそうな感じでした。

なので、この134万円の中から、120万円分を投資に回したらどうなるでしょうか?

月10万円の投資になります。

年利5%で運用出来たら、退職する15年後には、どうなっているか?

そして、このお金を運用しながら取り崩していったら、どうなるでしょうか?

ちょっと、計算してみます。

毎月10万円を15年間、利回り5%で運用すると、15年後には、約2670万円になります。

このお金を運用しながら、不足していた金額、月12万円を取り崩していったとします。

すると、資産が底をつくのは、40年後になります。

これなら、何とかなりそうな気がしませんか?

さいごに

ちょっと、強引な計算になりましたかね・・・

でも44歳から投資を始めても、遅くはなさそうです。

僕も、55歳から投資を始めて、老後資金に充てようと思っています。

とはいえ、少額ですがね。。。

年金は当てにできませんから、老後の生活費は自分で稼ぐ。

年金は、おこづかいにする。

そのくらいで考えておいた方がよさそうです。

少しでもいい老後を迎えるためにも、今回の衆議院選挙、ぜひ投票に行きましょう!

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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