こんにちは。たかです。
我が家には、お墓はありません。
その代わりに『納骨堂』を持っています。
これは、両親が昭和50年代に購入したものです。
当時のお金で、数十万円したそうです・・・
今回、その納骨堂を解約しようと思っております。
納骨堂の解約とは、いわゆる『墓じまい』の納骨堂版って感じですね。
解約の理由
なぜ、納骨堂を解約しようとしているのか?
普通なら、母が亡くなった後、僕が納骨堂を引き継ぎ、僕が死んだあとは、子供が引き継ぐ。
こうやって、先祖代々の骨を守っていくのが、通常だと思います。
しかし・・・
我が家の場合、息子が音信不通。。。
娘は結婚するかもしれませんから、納骨堂をお願いするわけにもいきません。
となると、僕の代で納骨堂を処分しないといけないってことになります。
では、それを、いつするのか?
そこで、僕は、こう思ったんです。
『いつか処分するのであれば、今やっておこう!』って。
母親も渋々ですが、納骨堂の解約について了解してくれましたので、お寺の住職に相談に行きました。
住職の反応
父親の13回忌の法要があったので、その時に、住職に相談してみました。
『あの・・・お上人さん、ちょっと、ご相談があるんですが。。。』
『納骨堂を閉めさせた貰いたいんですが、お願いできますか?』って。
僕的には、住職は、『いやいや、そんなことをしてはいけませんよ!』みたいな感じで、抵抗すると思っていました。
ところが・・・
住職は、こう言ってきました。
『あ~、そうですか、いろいろご事情があるんでしょうから、仕方ありませんね』
『最近、そのような墓じまいみたいなこと増えているんですよ』だって。
こんな感じで、あっさりと、住職は納骨堂の解約に了解してくれました。
費用はいくら?
住職は、続けて、こう言いました。
『つきましては、納骨堂を改修しないといけないので、費用がかかります』
『その分は、ご負担していただけますか?』って。
まあ、墓じまいすると、50万円くらいかかるなんて聞きますからね。。。
ドキドキしながら、住職に、こう聞いてみました。
『ちなみに、おいくらくらいかかるんですか?』って。
そしたら、住職は、『お布施込みで、10万円お願いできますか?』と言われました。
正直な僕の感想としては、『あ・・・安くてよかった。。。』です。
もうちょっと、お金が必要だと思っていたんです。
なので、ちょっと、安心しました。
お墓はいらない
ってことで、来週、納骨堂を解約しに行きます。
なので、父の骨を家に持って帰ってこないといけません。
では、その後は、どうするのか?
今の計画では、母親が亡くなった後、母の骨と一緒に、父の骨も散骨してもらおうと思っています。
最近は、墓じまいの後、散骨するケースが増えているんだそうです。
少子化で、お墓を守る人がいないんでしょうね。。。。
我が家も、その一つなんですが。
なので、もう、お墓はいりません。
納骨堂もいりません。
死んだら火葬して、散骨して終わり。
法要もいりません。
僕はそう思っています。
だって、仏教では、死んだら、何かに生まれ変わるんですよね。
あるいは、浄土に行くんですよね。
だったら、法要は必要ないと思っています。
お釈迦さまも、法要が必要だなんて、一言も言ってませんしね。
納骨堂がなくなれば、また一つ、断捨離が進んだことになります。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!