こんにちは。たかです。
今日は、『僕が、なぜ、早期退職したのか?』について、書いてみたいと思います。
このブログを見ていただいている方の中にも、『あ~、会社辞めたい・・・』って思っている方、いらっしゃるんじゃないでしょうか?
僕は、実のところ、社会人になってから、ずっと、そう思っていました。
なので、約26年間、ずっと、『会社辞めたい・・・会社辞めたい・・・』って思っていたわけなんです。
ところが、気が付いてみたら、26年もの年月が流れ・・・
ずっと、我慢していたんです。。。
単なる、アホです。
では、なぜ、会社を辞めたいと思っていたのか?
それは・・・
仕事ができないから
僕は、自分で言うのもなんなんですが、まったく仕事ができません。
いちおう、営業の仕事をやっていたんですが、ノルマを達成したのは、ほんの数回ですかね。。。
ほぼ、未達成でした・・・
なので、上司やら、先輩から、ガンガン説教されました。
苦痛でした。
飲み会なんかあると、酔った勢いで、先輩方は僕を猛烈に罵るわけです。
もちろん、上司も一緒に。
そんなことが40代後半まで続きました・・・
想像してみてください。
40代後半のおっさんが、居酒屋で、50代のおっさんに説教される。。。
もはや、地獄絵図です。
しかも、なぜか、僕が担当するお客さんは、気難しい人ばかり。
上司が、あえて、そういったお客さんを僕に割り振るんです。
なので、商品を売るなんて、マジで難しかったんですね・・・ある意味、いじめの状態だったのかも。
最後はうつ状態に
40代前半くらいからは、大きなキャパのあるお客さんを担当させられました。
今考えても、『なんで、僕だったんだろう?』って思ってしまいます。
そういったお客さん相手ですから、失敗は許されません。
チョンボをして、今までの取引が、吹っ飛んでしまったら、大変ですからね。
そんな状況だったので、24時間、365日、仕事のことが頭から離れませんでした。
何をしていても、仕事のことが、頭をよぎります。
大好きな釣りをやっていても、つい、仕事のことが頭に浮かんできて・・・
そんなことが数年続いたある日、頭がおかしくなりました。
ですが、無理やり会社に行って、仕事はしたんです。
でも、もともとがポンコツな僕です。
さらに、仕事の能力は下がり、失敗だらけ。
ほんとに、地獄でした。
誰も助けくれない。
かなり、自己責任論が強い職場だったので、すべて、自分責任。
そう言われていました。
毎月の会議では、みんなの前で、反省文を読まされたり。。。
思い出すと、病気が再発しそうなので、この辺りでやめておきます。
早期退職制度が発表
そして、運命の日がやってきます。
あれは、2018年の5月くらいだったと思います。
社長から、一通のメールが、全社員に配信されました。
その中身は、『早期退職者を募ります!』でした。
僕は、そのメールを見た瞬間、妻に電話していました。
そして、こう言いました。
『おれ、もう、会社辞めるね』って。
そしたら、妻は、平然とこう言いました。
『あ、そう』って。
あの時、妻に反対されていたら、今頃、僕はどうなっていたか・・・
ほんとに、妻には感謝しています。
そして、時は流れ、2019年3月末に、僕は会社を早期退職しました。
後悔はないのか?
あれから5年。
あっという間でした。
いろんなことが僕の身の回りで起きました。
そして、そのたびに、僕はこう思うんです。
『あ~、あの時、会社を辞めておいてよかった』って。
会社を辞めてから、ただの一度も、会社を辞めたことを後悔したことがありません。
これは、強がりではなく、本心です。
会社を辞めてから、僕は、人として生きているような気がするんです。
分かっていただける方は、少ないかもしれませんが・・・
今回、かなりざっくりですが、僕が会社を辞めた理由を書いてみました。
簡単に言えば、僕は、社会不適合者だったってことでしょうね。
でも、そのポンコツが、今は楽しく生きている。
いつかは、いいことがあるものですね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!