こんにちは。たかです。
僕は、2019年3月末に会社を早期退職しました。
その後は、無職生活を送っています。
なので、アーリーリタイア生活になって、約5年を迎えようとしています。
すると、こう言われるんです。
『毎日、楽しいですか?』って。
その時、僕は、こう答えます。
『そんなに、楽しくはありません』って。
こんなこと言ったら、『だったら、働けばいいのに!』って言われそうですけど・・・
今日は、『アーリーリタイアする前、リタイア後の生活について、どのように考えていたらいいのか?』について書いてみたいと思います。
アーリーリタイアは楽しくない
結論から言うと、『アーリーリタイア後の生活は楽しくない』って考えておいたらいいと思います。
たしかに、仕事を辞めた直後は、たまらなく楽しいです。
今までつらかったことから解放されたわけですからね。
朝早く起きなくていいし、通勤電車に乗らなくてもいい。
イヤな上司に合わなくてもいいし、無駄な会議にも出なくていい。
もう、天国です。
しかし、そういった感覚は、数か月もしたら、なくなっていきます。
そうすると、人間って、こう思い始めるんです。
『なんだか、楽しくないなぁ・・・』って。
なぜ、楽しくないと思うんでしょうか?
つらいことがあるから楽しい
僕は、こう思っています。
『つらいことをやっているから、楽しいことが、より楽しくなる』って。
会社に行って、いやな仕事を1日中やって、終わったら家に帰る。
そして、家で冷たいビールを飲む。
ん~、サラリーマンの幸せな瞬間ですよね。
ですが、今の僕には、そういった瞬間はありません。
たしかに、冷たいビールはおいしいですが、サラリーマン時代のような幸せな瞬間はやってきません。
なぜなのか?
それは、『僕がつらいことをやってないから』だと思うんです。
毎日、好きなことばかりやってますから、ちょっとした楽しみでは、楽しく感じなくなっているんです。
なんとなく、分かっていただけますよね。
むちゃくちゃのどが渇いたとき、冷たい水は、おいしく感じますよね。
でも、何でもないときに、冷たい水を飲んでも、そんなにおいしいとは思わない。
それと同じ感じです。
なので、『アーリーリタイアしたら、楽しいという感覚は無くなる』と思っておいたほうがいいと思います。
言い換えると、『楽しいことに鈍感になる』って感じですかね。
さいごに
定年退職をした方が、よく、こんなことを言われています。
『暇だ~』とか『毎日が充実してない』とか。
そりゃそうです。
つらいことをしてないから、そう思うんです。
逆に、楽しいことばかりやっても、同じように思うと思います。
だって、楽しいことって、飽きちゃうでしょ。
なので、僕は、『リタイア後はバラ色の人生になる!』みたいなことは、期待しないほうがいいと思います。
でも、僕みたいに、つらいことから逃げ出したかった人からすれば、バラ色かもしれません。
楽しいことは、あまりありませんが、つらいこともありません。
平坦な人生って感じでしょうか。
僕は、そういった時間が大好きです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!